大日本印刷株式会社(DNP)は、環境省が主催する第7回「ESGファイナンス·アワード·ジャパン」の「金融部門」で、「テーマ別賞(サーキュラーエコノミー賞)」を初めて受賞した。「環境サステナブル企業部門」では5年連続で、環境への取り組みについての情報開示が充実している企業として「環境サステナブル企業」に選定された。

同アワードは、環境·社会·ガバナンス(ESG)を考慮した投融資や、社会課題の解決に積極的に取り組む機関投資家・金融機関・仲介業者・企業等を表彰するものです。先進的な取り組みを表彰することで広く社会に情報を共有し、ESG関連の取り組みを加味した財務/非財務の両面で企業を評価する「ESG金融」の普及·拡大につなげることを目的としている。

「金融部門」は、インパクトの創出を目的とした取り組みの資金調達において、ESG関連の債券や融資等を活用し、関連市場の拡大に貢献している事例や資金調達者の取り組みを評価するもの。テーマ別賞は、ネット·ゼロ、ネイチャーポジティブ、循環経済/サーキュラーエコノミーに関する取り組みについて、特に優れている企業を表彰している。

「環境サステナブル企業部門」は、環境関連の重要なリスクと機会を経営戦略に取り込み、企業価値の向上と環境へのプラス影響の創出をともに行っている企業を対象として、その取り組みと情報開示の充実度を評価するものとなる。

「金融部門テーマ別賞(サーキュラーエコノミー賞)」の受賞ポイント

今回の受賞は下記の取り組みが評価されたことがポイントとなる。

  • Scope3算定当初からサプライチェーンへの働きかけを進めていることに加え、ファイナンス面では、プラスチック問題を目標に据えた取り組みを展開していること。
  • 自社の特性を生かして「資源循環率」をSPT(サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット)に設定した独自性に加え、経理部門をはじめとする全社的な関与により、財務とサステナビリティの統合を進めていること。
  • サステナビリティ·リンク·ファイナンス·フレームワーク1に、サーキュラーエコノミーの観点を自主的に採用し、2030年度に資源循環率70%達成を目指す明確な方向性が示され、今後の発展が期待されること。