
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社(以下、ディズニー)は、国内のこども病院への支援活動「こども病院イニシアチブ」の一環として、日本テレビホールディングス株式会社、株式会社講談社と協力し、絵本の読み聞かせプロジェクト「Disneyストーリータイム」を、10月16日、神奈川県立こども医療センターにて開催した。
日本テレビアナウンサーによる心温まる朗読と、ミッキーのサプライズ登場
今回のイベントでは、日本テレビアナウンサーの水卜麻美氏、北脇太基氏、そして元アナウンサーで絵本専門士の杉上佐智枝氏が登場。講談社が出版するディズニー絵本を通じて、病気と闘う子どもたちにディズニーの物語を心を込めて届けた。
読み聞かせに使用された絵本は、ディズニーゴールド絵本 『くまのプーさん』、『モアナと伝説の海』、『ミッキーのさがしもの』の3冊。アナウンサーたちの豊かな表現力と美しい声で、物語の世界が臨場感たっぷりに広がり、 子どもたちは目を輝かせ物語に引き込まれていった。特に『ミッキーのさがしもの』では、ミッキーがなくしてしまった物を一緒に探す体験型の読み聞かせが展開され、子どもたちは、「傘はどこかな?」「あ、紙袋を見つけたよ!」と声をあげながら、笑顔で探しもののお手伝い。無事にミッキーの探しものをすべて探し出すことができた。
そして、イベントの最後には、「落としものを見つけてくれたみなさんに会いに、誰かが来てくれたようです!」というMCの呼びかけとともに会場にミッキーマウスが登場。突然の訪問に驚きと嬉しさを隠し切れない子どもたちは、立ち上がって手を振ったり、笑顔を見せたり、歓声に包まれた。読み聞かせとミッキーとのグリーティングを楽しんだ子どもたちからは、「ミッキーに会えてうれしかった!」「モアナが大好きなので大きな絵本が面白かった」と話し、様子を見守っていた家族からは、「大好きなミッキーに会えて喜んでいる様子や、とびきりの笑顔が見られて嬉しい気持ちになった」と、温かい感想が寄せられた。

病棟内での読み聞かせと絵本の寄付
イベント当日は、病棟内のプレイルームや病室でも読み聞かせが行われた。日本テレビアナウンサーの3名に加えて、講談社の編集者やディズニーのボランティアがこどもたちの年齢や好きなキャラクターにあわせて選んだ絵本を優しく朗読。
子どもたちは真剣な表情で耳を傾け、絵本の中に好きなキャラクターを探しながら、ディズニーの物語の世界を思い思いに楽しんでいた。またイベントで使用された『くまのプーさん』、『モアナと伝説の海』、『ミッキーのさがしもの』に加え、『リロ&スティッチ』、『ズートピア』など約60冊のディズニー絵本が、講談社より神奈川県立こども医療センターに寄付された。
神奈川県立こども医療センター 看護局看護科長の石井奈穂子氏は、「ミッキーの訪問は、子どもたちにはもちろん、病院スタッフにも大きな勇気と元気を与えてくれました。リハビリや治療で日々大変な思いをしているこどもたちにとって、今回のようなイベントはとても刺激的で楽しい思い出になったと思いますし、笑顔が見えて私たちもとても嬉しい気持ちになりました。」と語った。さらに、読み聞かせを担当した日本テレビアナウンサー・水卜麻美氏は、「短い時間ではありましたが、とても楽しく夢のような時間でした。参加してくれたこどもたちが目を輝かせながらディズニーの物語の魅力に引き込まれているのがわかりましたし、私も一緒に夢の世界に入り込むことができたと思います。私自身、子どもたちの笑顔を守るためにできることをしたいという思いが年々強まってきている中で、今回のイベントはそんな自分の思いと非常に合致するものでした。私も今日のことはずっと忘れないと思いますし、参加してくれたこどもたちにも、今日の思い出が笑顔になるきっかけになれば嬉しい限りです。」と、笑顔でイベントを振り返った。

ウォルト・ディズニー・ジャパンで CSR 活動の責任者を務める久光真理子氏は当日のイベントを受けて次のようにコメント。「ディズニーは、世界中のこどもたちに“希望”と“笑顔”を届けることを使命としています。『Disney ストーリータイム』は、物語を通じて病気と闘うこどもたちやご家族に、安らぎと楽しいひとときをお届けする取り組みです。ミッキーマウスとのふれあいや、絵本の世界に夢中になるこどもたちの笑顔は、私たちにとって何よりの励みです。今後も、地域社会に寄り添いながら、ポジティブな貢献をする活動を続けてまいります。」





