
国連大学サステイナビリティ高等研究所と公益財団法人イオン環境財団は、「Global Youth MIDORI platform(以下GYM)」において、第2回国際合同研修とスピーチコンテストを開催し、5名の受賞者を選出した。 最優秀賞・優秀賞を受賞した大学生2名は、2025年11月にブラジルで開催される「国連気候変動枠組条約第30回締約国会議(COP30)」に、国連大学の代表団の一員として参加し、地球環境問題に対する自らの取り組みやユースが直面する課題を発信する予定。 GYMは、生物多様性の損失や気候変動など、地球規模の課題について、科学的知見や国際 政策への理解を深め、ユースが意思決定プロセスに主体的に関わるための力を育む人材育成 プラットフォームとなる。研修終了後もGYMの活動を通じて、実践的な関与の機会を継続して 提供し、ユースの長期的な能力形成を支援していく。 同プログラムは、今年度より世界各国から応募を受け付け、147の国と地域から2,657名 の応募があった。2025年年8月4日~6日にオンラインで開催された第2回国際合同研修 には世界8か国15名の大学生が参加し、専門家の講義や、国や地域によって異なる 環境課題を持つ他の参加者との議論を通じて、包摂的なアプローチを通じた解決策について 理解を深めた。
