国際紙パルプ商事と王子ファイバーが東京モード学園を産学連携でコラボ

今年6月16日、国際紙パルプ商事(本社:中央区、平井雅一社長社長)は王子ファイバーと共同で、ファッション関連で著名な専門学校、東京モード学園(新宿区)と産学連携で協力、地球にやさしい天然繊維として2社が推進する紙繊維「かみのいとOJO」を使った年間プロジェクトを開始した。

 具体的に、同校の学生は、サステナブル素材の紙糸を学び、これを使った作品制作に挑戦、展示会でも披露する。

同プロジェクトを通じて、持続可能なものづくりの大切さや、作品を完成させ、展示会で世間に披露するまでの試行錯誤や達成感、展示会出展の感動を

体験してもらうのがねらいだ。

 第1弾として6月18日に同校で「かみのいとOJO」に関する講義が行われ、繊維としての機能性やファッション業界での採用事例などがレクチャーされた。

 制作作品は、今年10月に国際紙パルプ商事が出展する、国内最大のファッション関連展示会「FaW TOKYO(ファッションワールド東京)」で披露される予定だ。

※「かみのいとOJO」:王子ファイバーが企画・製造、オーガニック認証を取得した、マニラ麻が原料の紙糸製品で、製品自体お高い生分解性を持つ天然繊維。湿気を吸いやすく乾きやすい性質が特徴。