
第9回 サステナブル・ブランド国際会議 2025 東京・丸の内が3月18日、19日の2日間にわたって東京国際フォーラム・明治安田ヴィレッジ 丸の内にて開催された。
同会議は日本での8年間の活動を経てサステナビリティに関与するリーダーが集うコミュニティとして独自のポジションを築き、成長してきた。今では米国と同規模の、参加者約5,000人のコミュニティ・カンファレンスとなっている。
今回のテーマはBreakthrough in REGENERATION。
グローバル化する社会課題に対し、自然との調和の中でビジネスと社会が繁栄できるよう、ローカルレベルでの継続的な取り組みに、さらなる革新が必要とされている。そういった中で次世代素材や新製品・新技術の開発、DX・AIを活用したステークホルダーエンゲージメントなど、さまざまなトピックを取り上げ、人々の行動変容を促す効果的なコミュニケーション手法と、社会課題をビジネスチャンスに転換する方法を探求していく内容がちりばめられていた。
また、今回もPlenariesやBreakoutsを通した「Learning」や、参加者・丸の内エリア・次世代さまざまなステークホルダーとの「Networking」ができるコンテンツを用意。サステナビリティを感じられる「Activity」も利用する来場者も多く見られた。
さらに会議では、2020年からイベントにおけるサステナビリティの取り組みを実施。
段階的に対策を強化し、イベント開催に関わるSCOPE3の領域までを対象としてCO2排出量を算定し、2023年からはカーボンオフセットを活用することで、カーボンニュートラルなイベントとして開催を実現している。