東レグループではCSR活動の一環として、様々な次世代育成支援活動を展開している。ここでは日本をはじめ、世界の様々な地で行われた最近の取り組みを紹介する。
ペナン日本人学校の職員研修を受け入れ
7月26日に、Toray Industries (Malaysia) Sdn. Berhad(TML社)にペナン日本人学校の教員15人が来場した。
これは、日本人学校の教員が企業などを訪問し、企業の苦労や努力、創意工夫を学ぶことで、学校での教育活動に活かそうという職員研修の一環であり、先方からの依頼を受けて実施されたもの。
当日は、東レや東レグループマレーシア、Penfabric社(PAB社)についての説明の後、PAB社Head Office and Factory(HOF)の見学を行った。見学後に行われた質疑応答では、製造工程や品質管理に関する質問の他、「学生時代に、どのようなことを学ぶといいか?」「ナショナルスタッフとどのようにコミュニケーションを取っているか?」など、たくさんの質問があった。
三島北高校の課外授業を実施
三島工場の近隣に所在し、ドラマのロケ地でも使われることのある静岡県立三島北高校の生徒から、「省エネ活動やカーボンニュートラルの実現に向けた東レおよび東レ三島工場の取り組みについて、課外活動としてお話を聞きたい」との相談を受け、7月23日に社会貢献・地域活動の観点から受け入を実施した。
当日は、専門知識も交えながら環境保安課と動力課から初心者にも分かりやすく東レグループの取り組みについて紹介し、その後、生徒6人から質問を受けた他、対応した従業員からも生徒に逆質問するなど、地域社会との双方向のコミュニケーションとして意義ある時間を過ごした。
名古屋市教育委員会派遣の高校生18人の訪問を受け入れ
Toray Industries (Malaysia)社(TML社)は、毎年、愛知県名古屋市教育委員会の高校生派遣事業に協力している。このプログラムは、海外での企業視察を含むさまざまな活動を通じてグローバル人材を育成すると共に、友好親善を図ることを目的としている。
8月12日、高校生18人がPenfabric社(PAB社)を訪問。当日は、まず東レやPAB社についての説明を行い、その後、工場見学を実施した。
参加した高校生は社員の説明に熱心に耳を傾け、工場見学後の質問タイムでは、仕事のことからマレーシアの文化、海外での生活など、さまざまな質問が飛び出した。