持続可能な漁業の普及に取り組む国際的な非営利団体MSC(海洋管理協議会)の日本事務所であるMSC ジャパンは、MSC認証の水産物を使用したレシピを紹介するキャンペーン「サステナブルなお魚レシピ 2024 」を開催する。持続可能な漁業で獲られたことを示すMSC「海のエコラベル」の付いた水産物を選ぶことが、水産資源や環境を守ることにつながることの周知を図るために実施するこのキャンペーンは、今回で4回目を迎える。


「サステナブルなお魚レシピ 2024」のウェブサイトでは、日本と海外のレシピ8品を紹介。Instagram のフォロワー数37万人超を誇るレシピサイトNadia の専属料理家ちおりさんがレシピ全体を監修し、3品のレシピを考案している。

北海道の海辺の町で生まれ育ち、海の恵みはとても身近で大切なものと言うちおりさんは、キャンペーンのレシピを監修するにあたり次のようにコメントしている。

「お魚にはタンパク質やカルシウムだけでなく、ビタミンB12やオメガ3脂肪酸などが豊富に含まれています。健康のためにも積極的に食べたいですが、お魚が獲りすぎなどで減っていないか、持続可能な漁業で獲られているかどうかも気にするようになりました。鮮魚や水産加工品などに付いているMSC『海のエコラベル』は、サステナブルな漁業で獲られた水産物の証。獲りすぎないよう水産資源に配慮し、生態系への影響を最小限に抑えるなど、海のお魚や環境を守りながら獲られていることを示すラベルです。私たちがこのラベルを選ぶことで、MSC 認証を取得した持続可能な漁業に取り組む漁業者さんを応援できます」

全8品のレシピのうち、ちおりさんが考案したのは「MSC 認証のカツオのたたき ねぎ塩だれ」「MSC認証のカラフトシシャモの南蛮漬け」「MSC 認証のちくわと枝豆の炊き込みご飯」の3品。栄養たっぷりで、忙しい人も助かる簡単レシピとなっている。ヨーロッパやアジアから届いたレシピでは、ホタテ、ベニザケ、マダラ、カキ、アマエビ、アサリ、ツナを使用。各レシピでは作り方の紹介だけでなく、MSC 認証を取得した日本の漁業者によるコメントの掲載や、レシピで使われる認証水産物を漁獲する漁業がどのように持続可能かについても説明している。

「サステナブルなお魚レシピ 2024」では、8品のレシピのうち、「作ってみたい、食べてみたい」レシピを1 つ選んでウェブサイトから投票すると、プラスチックフリーの保存容器「スタッシャー」が抽選で25名に当たるプレゼントキャンペーンも実施。最も投票数が多かったレシピはキャンペーン終了後に発表予定となっている。

サステナブルなお魚レシピ 2024 」キャンペーン概要

レシピサイト:https://www.msc.org/jp/sustainable-recipe-2024

〇レシピ投票期間:2024 年1 月1 0 日(水)1 1 :00 から2 月7 日(水)23 59 まで
〇賞品プラスチックフリーの保存容器「スタッシャー」2 点セット
使い捨てをなくし、きれいな海を守りたいという想いから生まれた、
繰り返しえる保存バッグを抽選で25名にプレゼント
〇投票方法:レシピサイトに掲載の専用フォームから投票してください。
〇当選発表:MSCジャパンにて厳正な抽選を行い、当選者を決定します。締切のおよそ2 週間後をめどに、投票フォームにご入力いただいたメールアドレスに連絡。賞品の発送は投票締切からおよそ1カ月後となる。

【応募注意事項】
●専用フォームからの投票の際には、メールアドレスの入力が必要。
●投票は1 回のみ。同一のメールアドレスから複数回投票いただいた場合、
 1 回の投票としてカウントされます。
●お預かりした個人情報は、本キャンペーンの抽選、当選結果の連絡と賞品の発送、
 お問合せ対応のためにのみ利用します。

【協力企業・団体(五十音順/1 月1 0 日現在)】
イオンリテール株式会社、株式会社イトーヨーカ堂、カネテツデリカフーズ株式会社
株式会社極洋、近海かつお一本釣り漁業国際認証取得準備協議会、グランド ハイアット 福岡
コープデリ生活協同組合連合会、株式会社セブン&アイ・ホールディングス
公益財団法人東京動物園協会、株式会社なとり、株式会社ニチレイフレッシュ、株式会社ニッスイ
日本航空株式会社、日本生活協同組合連合会、はごろもフーズ株式会社、阪和興業株式会社ヒルトン東京ベイ
北海道漁業協同組合連合会、株式会社マルト水産、マルハニチロ株式会社、山田水産株式会社