イオンモール、そしてお笑いタレントや地域企業、住民約150人が参加

イオンモール幕張新都心が主催する「幕張の浜 ビーチクリーン活動」が9月16日(土)、千葉市美浜区幕張の浜にて開催された。幕張の浜に集ったのはイオンモール幕張新都心、お笑いタレントや地域企業、住民たち約150名。朝9時15分にはよしもと芸人のキクチウソツカナイさんの進行で開会式が行われ、ココリコの田中直樹さんや南海キャンディーズのしずちゃん、レイザーラモンとガクテンソク、ゆにばーすといった人気芸人たちが楽しいトークで笑いを誘った。

挨拶に立ったイオンモール幕張新都心ゼネラルマネージャー小林純一氏は、この幕張の浜ビーチクリーン活動が今回で3回目となることを紹介し、こういった海洋プラスチックごみの削減活動が多くの人の環境意識を高める一助となってほしいと語った。

左)イオンモール幕張新都心 小林純一 氏  中央・右)よしもと芸人の方々



ビーチのクリーン活動は開会式に登場したよしもと芸人たちも加わり、いっしょに汗を流しながらトングを使ってプラスチックごみを拾ったり、台風の影響で打ち上げられた流木を移動したりするなどの作業が行われ、炎天下ではあったが多くの参加者には笑顔と充実感が見られた。

閉会式では、地球環境に関連するクイズも行われ、イオンが実施する使用済ペットボトルを100%ペットボトルにリサイクルするボトルtoボトルの取り組みなども紹介された。

今回のビーチクリーン活動の総括として挨拶に立ったイオン株式会社環境・社会貢献部 部長鈴木隆博氏は、イオンのクリーン活動が全国20か所以上に展開していることを伝え、この幕張の浜とは比べ物にならないほど海洋プラスチックごみが散乱するビーチが少なくない現状を話した。そして、今回のようなクリーンな活動に多くの人たちが参加し、清掃活動が継続されることが美しい環境を維持する上で大切な役割を果たしていると語った。

ビーチクリーン活動の様子

新しい社会貢献活動の取り組み「イオン ハートフル・ボランティア」

今回のビーチクリーン活動で大きな存在感を放っていたのはホワイトベースにカラフルなデザインが印象的な「イオン ハートフル・ボランティア」ののぼり旗だった。

イオンは、1991年から従業員がボランティアで店舗及びその付近を清掃する「クリーン&グリーン活動」をスタート。2001年からは、毎月11日を「イオン・デー」と定め、地域でサポートを必要としているボランティア団体を応援する「イオン 幸せの黄色いレシートキャンペーン」など、様々な社会貢献活動を継続している。

また、2012年から10年間の東日本大震災復興支援「心をつなぐプロジェクト」など、従業員自らがその被災地に入る災害復興支援にも数多く携わってきた。そういった中でイオンは、新しい社会貢献活動の取り組みとして「イオン ハートフル・ボランティア」を2022年度よりスタートし、それぞれの地域に存在する社会課題の解決へ向けて、イオンの従業員が地域のステークホルダーとともに、地域に根ざした継続的なボランティア活動を推進している。そして今、気候変動や資源の枯渇などの環境課題、少子高齢化による労働力人口の減少、地域コミュニティの衰退といった社会課題は、かつてないほどのスピードで様々な広がりを見せる中で、「イオン ハートフル・ボランティア」の取り組みは、従来までの社会貢献活動をさらにブラッシュアップしたものとなっている。

イオンは、基本理念に「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する。」を掲げ、多彩な社会貢献を展開している。その中でも地域課題に腰を据えて取り組む「イオン ハートフル・ボランティア」は、その名称が示すように今後もイオンのハート部分に当たる理念が溢れた取り組みへと進化していくことだろう。