東洋学園大学公認学生団体「ゴミゼロサークル」が進める『日本一ゴミの出ない大学プロジェクト（通称“ゴミプロ”）』が、アサヒグループジャパン株式会社とアサヒユウアス株式会社が主宰するプラスチックのリサイクル活動をテーマとした産学連携プロジェクト「MUP」（MOTTAINAI UPCYCLE PROJECT）に参画。秋学期よりキャンパス内にPETボトルキャップ回収BOXを設置し、リサイクル業者の工場見学も行った。

リサイクル率の低いPETボトルキャップのアップサイクルに取り組む

“ゴミプロ”は、本学現代経営学部の、環境問題やSDGsに関心を持つ学生有志が「ゴミの削減」をテーマに結成。これまでに、学内での「ゴミ箱アイデアコンテスト」や、キャンパス内のゴミの実態調査、オリジナルCMやポスターの制作、小学生向け夏休みのワークショップ、学園祭でのゴミをテーマにしたアートの展示などを実施してきた。新メンバーも加入し、10月からは大学公認団体「ゴミゼロサークル」として活動している。

この“ゴミプロ”が秋学期より産学連携プロジェクト「MUP」に参画。「MUP」は大学のキャンパスなどにプラスチック容器の回収BOXを設置し、回収・選別・再資源化を行いリサイクルペレットにした上で製品として再生し循環させることを目指す活動となる。これまで回収の仕組みが無く水平リサイクルの技術も確立していないPETボトルキャップを回収し、焼却処理によるCO2削減に取り組む。

この活動にはすでに麻布大学、上智大学、清泉女子大学、大正大学、千葉大学、東京海洋大学も参画。合同でリサイクル工場を見学したり、アップサイクルな製品企画に関わったりと、産学連携でプラスチックのリサイクル活動に取り組んでいく。