千葉商科大学では、社会貢献活動の一環として「SDGs達成へ 大学の役割」をテーマに「CUC公開講座2021」を開講している。オンラインおよび対面形式で参加可能。第8回となる1月の講座テーマは「ゼロカーボン社会を担う人材の育成」。特に、企業の人材育成の担当者、自治体の職員研修・環境政策の担当者、環境教育に取り組む地域団体の関係者に適した内容の講座だ。
第8回「ゼロカーボン社会を担う人材の育成」
同大は自然エネルギー100%大学プロジェクトを通じて、持続可能な社会の創造に取り組んでいる。それは、単に大学のエネルギーを自然エネルギーに転換することにとどまらず、その転換プロセスに大学の知見と活力を掛け合わせ、社会に新たな価値を提供し、社会の持続可能性を高めることだ。そこで、同講座では、ゼロカーボン社会を担う人材育成について、先進的な取り組みを報告。
国と大学の連携における取り組み、先進企業における人材育成の取り組み、千葉商科大学における人材育成の取り組みを報告し、参加者を含めたパネルディスカッションで議論を深めた。
CUC公開講座2021について
2015年9月の国連サミットにおいて掲げられた「SDGs(持続可能な開発目標)」は、今や世界中の企業や団体が取り組んでいる。教育界でも、持続可能な社会を担う人材の育成が重要な課題となっている。
本講座では、未来型人材を社会に輩出していく重要な役割を担う高等教育機関として、SDGs時代の大学の在り方を考え、取り組み事例などを紹介し、さまざまな実務者たちと共に議論する。