ウルトラスエード®が2022年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞

東レ株式会社のウルトラスエード®が公益財団法人日本デザイン振興会の主催する「2022年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を初めて受賞した。

ウルトラスエード®
ウルトラスエード® nu(ヌー)


ウルトラスエード®は、1970年の販売開始以降、ジャパン・クオリティの最先端素材として基本的な製造技術は変えずに、技術革新を繰り返しながら、時代時代の象徴的・画期的な用途で採用されてきた。東レを代表するブランドとして、今日に至るまで、この素材に携わるすべての人々によって、ウルトラスエード®に誇りと愛着を持ち育てられてきた。

グッドデザイン・ロングライフデザイン賞とはこれから生まれるデザインの手本となりうる、時代を超えてスタンダードであり続ける商品・建築・コンテンツ・サービスなど、暮らしの中で人々に愛され、これからも変わらずに存在し続けてほしいデザインなどを顕彰することを目的とした賞。

今回の「2022年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」の審査では長年培ってきたウルトラスエード®のモノづくりの歴史に加え、現代社会の関心の高い、ポリマーリサイクルの導入、植物由来ポリマーへの移行などの環境負荷低減のモノづくりと共に、産学連携活動などの社会活動も積極的に行っていることなどを高く評価され、受賞に至った。この受賞に関して審査委員は以下の評価コメントを発表している。

<審査委員の評価コメント>

1970年に発売を開始したウルトラスエード®は、「アダムとイヴのイチヂクの葉以来、人類が纏うもっとも画期的な素材」と高く評価されたそうだ。その後もソフトな手触り、上質な素材感、優れた耐久性やメンテナンス性の向上を目指した素材の研究開発が続けられ、2015年には従来のウルトラスエード®にはない光沢感と、銀面皮革にはないスエードタッチを同時に発現させる「ウルトラスエード®ヌー」を発売している。このことは、天然皮革スエードの模倣を起点に開発されたウルトラスエード®が、オリジナルの素材特性を超えたことを意味している。 今やウルトラスエード®は、衣服やシューズ、バッグにとどまらず、自動車の内装、家具など、あらゆるプロダクトに使われるようになった。ウルトラスエードの最大の特徴であるソフトで優美な肌合いは、ヒトとモノの関係をより親密なものにしてくれる。自然に学び自然を超える素材を創出し続けようとするウルトラスエード®のデザイン姿勢は、いまの私たちが直面している省資源、省エネルギーの実現に大きなヒントを提供しているように思う。

今回の「2022年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」の審査では長年培ってきたウルトラスエード®のモノづくりの歴史に加え、現代社会の関心の高い、ポリマーリサイクルの導入、植物由来ポリマーへの移行などの環境負荷低減のモノづくりと共に、産学連携活動などの社会活動も積極的に行っていることなどを高く評価され、受賞に至った。この受賞に関して審査委員は以下の評価コメントを発表している。

サイクル繊維「&+®」を用いた新しい商品が発売開始

年末年始のギフト・手土産などに利用できる
クリーニングクロス『トレシー®お年賀クロス2023年卯(うさぎ)柄』。

東レ株式会社は、持続可能な社会の実現を目指す試みとして、使用済みペットボトルを原料とした東レのリサイクル繊維「&+®(アンドプラス)」を使用し、来年の干支である「卯(うさぎ)」をモチーフとした『トレシー®お年賀クロス2023年卯(うさぎ)柄』を10月下旬より発売した。



トレシー®は、1987年に販売を開始した超極細維繊を用いた「ハイテクめがね拭き」。繊維のミクロの隙間に汚れを取り込み、皮脂などの汚れを綺麗に拭き取ることができ、めがねのレンズだけでなく、スマートフォンなどのタッチパネル画面、アクセサリー、腕時計、鏡など身近な生活シーンの他、医療分野や製造現場でも活躍している。用いられている&+®は使用済みペットボトルを原料とした新しいリサイクル繊維ブランド。環境への配慮と同時に、高品質・高機能を両立したリサイクル繊維をつくりだし、トレシー®以外でも持続可能な社会を目指したファッションや高機能スポーツ、ライフウエア用途などに活用されている。


今回販売を開始した『トレシー®お年賀クロス2023年卯(うさぎ)柄』は従来リサイクル繊維では製品化が難しかった直径約2ミクロン(断面積比:髪の毛1600分の1)の超極細リサイクル繊維を使用。高い拭き取り性能や鮮明なプリントは従来品と変わらず、より環境に配慮したクリーニングクロスを顧客に提供することが可能となる。


『トレシー®お年賀クロス 2023年卯柄』(税込小726円、大968円)・『トレシー®お年賀クロス 和柄 開運厄除け 南天うさぎ柄』(税込968円)・『ペンドラ®セット』(税込1,056円)の3種類があり、全国の眼鏡店、インターネット等で販売。ノベルティ用途では先行して2022年10月より受注を開始し、年末年始のギフト・手土産などに利用できる。


今年で35周年を迎えトレシー®は「これまでも、これからも、ずっとトレシー®」を商品コンセプト。&+®を用いることでさらに暮らしを心地よく、幸せな気持ちにするサポートをしていくことだろう。

<商品ラインナップ>

1.『トレシー®お年賀クロス 2023年卯柄』
ブルーグレーの流れのあるブロックチェックを基調に、不思議の国のアリスの世界に出てきそうなうさぎをイメージしたデザイン。
2023年の運勢を占うラッキーアイテムも盛りだくさんで、全体運、健康運、金運、愛情運、仕事運が占える。
サイズ(19cm×19cm):726円(税込)
サイズ(24cm×24cm):968円(税込)

2.『ペンドラ®セット』
トレシー®とペン型ドライバー『ペンドラ®』をセットに。ペンドラ®はメガネ等のねじが緩んだ時に便利なペン型ミニドライバー(+ -)。
トレシー®お年賀クロス 2023年卯柄(19cm)1枚とペンドラ®1本のセット:1,056円(税込)

3.『トレシー®お年賀クロス 和調 開運厄除け南天うさぎ柄』
干支の「うさぎ」と「南天」、日本の伝統的文様「雪輪」を配した柄。うさぎは、子孫繁栄、縁結び、金運上昇など縁起の良い動物として知られている。南天は「難転(難を転じて福となす)」に通じる縁起木で、その実は雪うさぎの目に、葉は耳に使われる。雪輪は雪の結晶が文様化されたもので、春の豊かな雪解け水を意味する豊作の吉祥文様。
サイズ(24cm×24cm):968円(税込)

1と3の商品は、熨斗(のし)袋とパッケージを一体化させ、環境に配慮した熨斗パッケージ。さらに、本年からはFSC認証紙※を採用した。落ち着いた高級感のあるデザインで、贈答用に最適。また、全て定型封筒に入るコンパクトサイズなので定形郵便で送ることもできる。行動スタイルが多様に変化している中、対面・リモートなどあらゆるご挨拶シーンで便利にご活用できる。

トレシー®のホームページには郵送時に便利な挨拶状テンプレートも用意されている。
https://www.toraysee.toray/general/product/eyeglass/eye_011.html

※FSC認証とは、環境、社会、経済の便益に適い、適正に管理された森林からの製品を目に見える形で消費者に届け、それにより経済的利益を生産者に還元する仕組み。

<SDGs(持続可能な開発目標)の取り組み>

同製品では、SDGsに定められた17の目標に対し以下の取り組みをしている。

「目標12:作る責任、使う責任」

環境への負担をさらに減らしていくことを目指し、本年より初めて、使用済みペットボトルを原料とした新しいリサイクル繊維「&+®」を使用。洗って繰り返し使える、丈夫で長持ちする商品の企画・普及に努めていく。

「目標14:海の豊かさを守る」・「目標15:陸の豊かさも守る」

これまでもパッケージに封入していたプラスチック袋を削減するなど商品包装資材を見直してきたが、今年はFSC認証紙を使った新デザインパッケージを採用した。

「目標4 質の高い教育をみんなに」

2009年から13年間、日本ユネスコ協会連盟(http://www.unesco.or.jp/)を通じて同企画の売上の一部を寄付することで子どもたちの教育支援を続けている。2012年からは「東日本大震災子ども支援募金」を通して東日本大震災で被災した子どもたちを支援しており、これからも継続していく。