シリーズ:SGDsに取り組む大学/千葉商科大学公開講座「SDGs達成へ 大学の役割」第8回 「ゼロカーボン社会を担う人材の育成」を開催

 イオンモール株式会社は、地域においてお客さまとともに地産地消の再生可能エネルギー(以下、「再エネ」)を創出し、施設内で使用する電力は入店する専門店分も含めCO2を排出しない電力(以下、「CO2フリー電力」)とすることを目指す。
 2025年までに同社が管理・運営する国内の約160モールで使用する電力を再エネに転換するという目標において、各地域での再エネ直接契約による実質CO2フリー電力調達から、順次地産地消の再エネ(PPA手法※ 含む)へ切り替え、2040年度には同社直営モールにおいて100%地産地消の再エネ(約20億kwh/年)での運営へ引き上げていく。
 2022年度より太陽光発電から着手し、段階的に風力発電等の他の発電手法や、水素エネルギー、蓄電池等を活用していく。
 また、お客さまとともに脱炭素社会を実現する為、従来のV2H(車(Vehicle)から家(Home))から進化させたV2AEON MALL(車からイオンモール)を推進。お客さま参加型の再エネ循環プラットフォームを整え、家庭で発電した電力(余剰電力)をEVでモールに放電、放電量に応じて、環境貢献指数の見える化やポイントなどを進呈する。アプリからアクションレコードを管理し、EVによる再エネの放電だけでなく、植樹活動や廃プラ回収、食品ロスの対策協力など環境貢献活動に対しても数値化を行い、活動する意味の見える化をすることで、お客さまとともに取り組みを推進していく。
 同社は、お客さまの暮らしをより豊かにするため、地域の主役であるお客さま自身の「環境意識」を「行動」に繋げるサポートを行うことで、共に地域の脱炭素社会を築き上げていく。
 今後もすべての事業活動で持続可能性を追求し、イオングループが持つあらゆるリソースを活用し、地域全体での脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速していく。

※電力小売事業者との契約により、資産を所有せず当社の専用発電所から電力供給を受ける。

地域とともに地産地消の再生可能エネルギーを創出

お客さまとともにV2AEON MALLを推進