公益財団法人イオン環境財団と君津市及び林野庁関東森林管理局は、11月6 日(日)に第3回「君津イオンの森づくり」を実施した。

植樹の様子

イオン環境財団は、森林の再生を目指し、2020年12月に林野庁国民参加の森づくり活動における「モデルプロジェクトの森」として、林野庁関東森林管理局と協定、君津市と覚書を締結。同協定に基づき「君津イオンの森づくり」を推進し、植樹をはじめ下草刈り等の森林の保全活動を今まで行ってきた。過去2回の植樹では、のべ410名のボランティアとともに、君津市の花である ミツバツツジをはじめとする地域の自生種3,440本を植樹した。

今回は、5カ年計画の3回目の植樹となり、イオン環境財団 専務理事 山本 百合子氏、君津市 市長 石井 宏子 氏 や林野庁関東森林管理局 局長 赤﨑 暢彦氏の主催者代表とともに570名のボランティアが出席。ミツバツツジ、ヤマザクラ イロハモミジ等12種類、3,000本の植樹を実施した。 また、森の再生と様々な森林体験ができるよう、有識者や専門家がゾーニングを行い、地域ボランティアと共に、森の整備などの体験を通して、森とのふれあいや環境教育の機会を提供した。同植樹と学術的な観点から協力関係にある千葉大学大学院は、現在苗木の成長にあわせ、陸域・水域の緑地環境を構成する動植物や土壌・水の生物学的・生態学的研究を基礎に、緑地環境資源の利用と保全ならびに循環の技術等の研究を行っている。

イオンは、植樹活動を「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」という基本理念を具現化する活動と位置付けてきた。健やかで平和なくらしを脅かす環境問題は、いまや世界の課題である。平和があってこそ事業は成り立つという認識のもと、木を植えることを通じて環境問題に取り組んできた。また植樹には人間が生き生きとした交流の場をさらに広げていきたいとの願いが注がれている。
さらにその土地に自生する樹種を中心に植樹することで、地域に根ざした森へと育てていくことを目指している。

1991年から始まったイオンの植樹活動。その本数は2022年には国内外15カ国で1,200万本を超えた。
イオン環境財団と君津市及び林野庁関東森林管理局の三者は、次代を担う子どもたちに持続可能な地域と豊かな自然を引き継ぐため、今後も植樹活動をはじめとする環境活動に積極的に取り組んでいく。その繰り返しの中で参加者の心に環境の大切さはもちろんのこと、イオンの基本理念にある「平和」や「人間」、「地域」への想いも育ち、それはやがて未来に受け継がれていくだろう。


名称:第3回「君津イオンの森づくり」
日時:2022年11月6日(日) 10:30~12:30
場所:千葉県君津市戸崎2650番1 戸崎国有林「君津イオンの森」
本数:3,000本 参加者570 名
樹種:ミツバツツジ・ヤマザクラ・イロハモミジ等 12樹種
主催:君津市・林野庁関東森林管理局・公益財団法人イオン環境財団
協力:千葉大学・千葉県森林研究所・企業組合千葉県森林整備協会・千葉県森林組合・イオンクレジットサービス株式会社・イオンリテール株式会社・イオンレーヴコスメ株式会社・エー・シー・エス債権管理回収株式会社・まいばすけっと株式会社・マックスバリュ関東株式会社